お花見の起源を調べてみた!いつからはじまった習慣?
どうもこんにちは!
あまてん☆ショッピングの管理人です(*^_^*)
春になると暖かくなり、外でお花見したいなぁ~と自然に思いませんか?
そして、ふと「お花見ってなぜするんだろう?由来はあるのかな?」と疑問になる人もいるはずです。
そんな疑問のために、お花見の起源と知っておくべきマナーなどを見ていきましょう。
また、現代と昔のお花見の違いについても調べましたので是非参考にして下さいね!
お花見とはなぜするの?
お花見をする理由は、本来は花を観賞するためでした。
そして、元々は桜ではなく梅を観賞するのが目的でした。
なぜなら、奈良時代に中国(当時は唐)から伝わった梅は香りが良く、桜よりも愛されていたからです。
そして、梅を見て唄を詠んだのがお花見の始まりです。
さらに「サ」が田の神様、「クラ」が神様の座る場所であり、桜は神様が山から降りてきた時に一時的に留まる場所と考えられていました。
人々はお供えものをしていたので、お花見は神様を祀るためだったとも言えます。
しかし、現在のお花見と言えば桜を見ながら飲み食いする事ですよね。
このお花見の形ができたのは、豊臣秀吉の「吉野の花見」や「醍醐の花見」です。
何千人もの部下を引き連れて派手に花見をしていたとの記録があります。
これより前の鎌倉時代でも武士などの貴族以外の人が桜を見ながらのどんちゃん騒ぎがあり、現在のお花見スタイルは武士によって作られたと言えます。
つまり、お花見は元々、花を楽しむためや神様を祀るために行うのが理由でしたが、次第に桜の下で宴会をするために行うようになったと言えます。
お花見の意味や由来、起源とは?
お花見の起源である梅の観賞が行われたのは奈良時代です。
そして、それが桜を観賞するようになったのが平安時代です。
嵯峨天皇が桜をたいそう気に入り、宴を催しました。
また、嵯峨天皇は地主神社から桜を毎年献上させたともあります。
お花見が梅から桜になったのは、遣唐使の廃止で古来から日本にある桜がブームになったからだと考えられます。
そして貴族が桜を愛でるのに対し、鎌倉時代では武士が桜の下でどんちゃん騒ぎをしています。
それが庶民にも伝わり、江戸時代には庶民が桜を楽しめるように幕府が桜を植えました。
貴族から武士、武士から庶民にお花見が広まり、
お花見は「花を見る」から「花の下で楽しむ」に意味が変わってきたのです。
お花見にはマナーがあった!
お花見は自分達だけでなく、別グループなど大勢の人が集まる場所です。
なので、周りの人に迷惑にならないようにするのがマナーです。
例えば、迷惑になるぐらい騒がない、必要以上に場所取りしない、泥酔して絡まない、大音量で音楽を流さないなどです。
また、場所によっては火気厳禁、ゴミは持ち帰るなどのルールがあります。
特にゴミのポイ捨てが目立つとの声もあり、注意したいところです。
さらにお花見のために車を他人の敷地に置かない、通行の妨げになる場所に敷物を引かないなど、マナーは守るようにしましょう。
そして、桜の木を傷付けないのも大切なマナーです。
桜は切られると、菌が入り込んで段段と枯れてしまう場合があります。子供が枝にぶら下がってバキッと折れたり、桜を持ち帰ろうと折るのは絶対に辞めましょう。
お花見は無礼講で騒いでも良いとされていたとしても、迷惑はかけないようにしましょうね。
お花見の昔の風習とは?現代と何が違う?
お花見の昔の風習は、貴族では梅や桜を愛でる事でした。
特に梅は貴族の中でブームになり、庭園に梅の花を植えるのが流行ったほどです。
そして、庶民は桜を見て山の神様が下りてきたと考え、お供え物をするのが風習でした。
秋の豊作を願って桜の花で収穫を占ったり、神様にお供えしたお酒を頂くのがお花見の考え方です。
神様が桜の木にいらっしゃるのだから、桜の木の下にいればパワーがもらえる=お花見です。
貴族と庶民でお花見の考え方は違いますが、どちらも桜を愛する風習はあったと言えますよね。
そして、昔のお花見のメインは桜でした。
一方で現在の風習では、お花見のメインは宴です。
桜の名所には屋台が出ていたり、ブルーシートを敷いてお酒やお弁当を楽しむのは春の風物詩にもなっていますよね。
なので、春と言えば桜で、桜を愛する気持ちに代わりはないけども、桜を見るだけでなく桜の下で宴会を行うのが風習です。
豊臣秀吉のように部下を何千人も引き連れてお花見に行く訳ではありませんが、お花見はコミュニケーションの場と言えます。
お花見の起源や由来まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の要点やポイントをまとめますと下記のようになります!
・お花見で宴会をするようになったのは武士が始まりで江戸時代には庶民も楽しんだ
・お花見で迷惑にならない場所取り、ゴミのポイ捨て、大騒ぎ、泥酔などはNG
・桜の木を折らない
・ルールを守ってお花見をしましょう
古来より愛されてきた桜は、神様が留まる場所だと考えればマナーは守るのが当たり前ですよね。
無礼講で楽しんだとしても、他人に迷惑はかけないようにしましょうね。
そして、桜を大切にしましょう。
それでは今日はこの辺で(*^_^*)
お相手はあまてん☆ショッピングの管理人でした(^^)v
またお会いしましょう(^^)/~~~
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