年末大掃除は終わればスッキリしますが、やるのは正直な話、大変ですよね。
そこで、年末大掃除を楽にするコツをいくつか紹介します。
【年末大掃除をする際のコツは?】
年末大掃除をする時のコツはこの4つです。
・スケジュールを作る
・物を減らす
・上→下、奥→手前
・汚れの種類を知る
スケジュールは掃除をする箇所を表にして、日程や家族の役割を書き込む事です。
どこをいつ、誰がやるのか見える化しておくと、漠然と大掃除しなきゃという気持ちが透明になっていきます。
また、基本的に大掃除は普段はやらない場所から行ったり、汚れや水滴が跳ねる水回りからやるのがお勧めです。
しかし、家族の都合などを考えてやりやすい場所から掃除していくのも良しです。
そして、大掃除を手掛ける前にいらない物を捨てて掃除しやすくします。
物は少ない方が掃除しやすいので、1年使わなかった物は捨てるなど、断捨離しましょう。
物を減らしたらいよいよ掃除ですが、掃除は上→下、奥→手前が基本です。
埃を払ったり、拭き掃除などは二度手間にならないためにこの順序で行いましょう。
あとは、浸け置きするものは早めにする、汚れによって洗剤を分けるなども大掃除のコツです。
酸性の汚れ(油やタバコのヤニなど)は重曹、水垢はクエン酸、ホコリは乾いたタオルで拭くなど、どんな汚れでどうすれば取れるのか知っておくと予め洗剤の用意ができ、掃除がはかどります。
【年末大掃除はいつからスタートするべき?】
年末大掃除をスタートするのは、12月13日が江戸時代からの習慣です。
この日は江戸城の煤払いの日であり、これが庶民に広がって年末に大掃除をする習慣ができました。
そして、大掃除は12月28日までに終わらせるのが良しとされています。
29日は9が「苦」となって縁起が悪く、31日はお正月まで残り1日で急ピッチ感が出て良くないと言われているからです。
ただ、年末は家族の帰省や旅行をする時期ですし、ゴミ収集が休みに入る時期です。
そのため、年末の予定やゴミ収集の日を確認してから大掃除の予定を立てるようにしましょう。
特に資源ゴミやビン/缶の日は出せる日が限られるので、早めにチェックしておくとゴミの出し忘れが防げます。
そして、ゴミ収集が休みになる前に全ての掃除が終わるように計画を立てると、ゴミを新年に持ち越さずに済みます。
【年末大掃除が楽になる役立つ裏技!】
<カビと油にラップパック>
カビがある場所にキッチンペーパーを被せ、その上からカビ取り洗剤を吹き掛けます。
さらにその上からラップをかけて20分ほど放置した後に水で流せば、頑固な汚れもスッキリ落ちます。
同じく、カビ取り洗剤を油汚れ洗剤に替えてキッチンの油汚れを取れば、油汚れもツルピカです。
また、ラップにクレンザーをかけて油汚れを擦るのも汚れが落ちやすいです。
<油汚れにゴミ袋で浸け置き>
熱湯を入れた袋に洗剤か重曹を入れて油汚れが目立つ物を付け置きします。
20分ほど放置してスポンジで擦れば、油汚れが落ちやすくなります。
お風呂の水垢や壁紙の手垢にも重曹は便利なので、重曹はあれば役立ちます。
<網戸にメラニンスポンジ>
メラニンスポンジ(激落ちくんなどの四角で真っ白なスポンジ)に水を付けて網戸を軽く擦るだけで網戸の汚れが落ちます。
メラニンスポンジは削れやすいので、最後に掃除機でカスを取り除きましょう。
<ストッキングでホコリ取り>
ストッキングは、実はホコリや髪の毛がしっかり取れる優れものです。
ストッキングに手を入れて隅や家具の下のホコリを取るのも良し、ホウキの柄などに付けてカーテンレールや棚の上のホコリを取るも良しです。
<レンジで水チン>
コップに水を入れてチンし、しばらく放置します。すると水蒸気がレンジの中に付き、掃除しやすくなります。
汚れが落ちないなら重曹を水で薄めてレンチンすると良いのですが、しっかり拭かないと白く残るので注意しましょう。
<手垢に消しゴム>
スイッチ周りの手垢は、消しゴムで擦ると消えます。水や洗剤が使えない場所でも、消しゴムならオッケーです。
【年末大掃除を代行してくれる会社はある?】
年末大掃除を代行する会社はたくさんあります。
・ベアーズ
・ダスキン
・パソナ
・ユアマイスター
・お掃除本舗
・タスカジ
などなど…。ハウスクリーニング業者や家事代行業者が大掃除をしてくれます。
ハウスクリーニングだと本格的に掃除をしてくれますし、家事代行だとちょっとした時にも便利に使えるのがメリットです。
代行業者は早割で安くなる時もあり、早めにチェックしておきましょう。
ポストにチラシが入っている事もありますし、それとなくキャンペーンを確認しておくと良いですね。
【年末大掃除についてまとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の要点やポイントをまとめますと下記のようになります!
・スケジュールを作る、物を減らす、上→下、奥→手前、汚れの種類を知るのが年末大掃除のコツ
・年末大掃除は12月13日~28日が習慣
・年末大掃除は裏技で楽に!
・掃除代行業者を使って楽に掃除をしましょう
年末大掃除はその年の最後の大仕事なので、家中をきれいにしたいですよね。
コツや裏技を知って、効率良くこなしていきましょう。