勤労感謝の日における日本と海外のスケールの違いはあるの?

11月イベント

11月の祝日、勤労感謝の日は働く人や食べ物の収穫などに感謝をする日です。そんな勤労感謝の日は、アメリカの感謝祭や労働の日を元に作られたとの説もあります。

そこで、海外にも勤労感謝の日はあるのか、どんな日なのか調べてみましょう。

【勤労感謝の日は日本だけではなく外国でもあるの?】


海外には労働者の日があり、この日をメーデーと言います。5月1日にあたり、労働者の権利を要求するためのデモなどが行われます。

このメーデーはヨーロッパで夏の訪れを祝う日でしたが、1800年代に労働者によるストライキなどがありメーデーは労働者の日となりました。メーデーはアメリカ発でしたが、世界の国々に広まります。

カナダ、中国、ベトナム、イギリス、メキシコなど80カ国以上に取り入れられています。そして、メーデーは祝日になる国もあれば、祝日ではない国もあります。

 

そんなメーデーは、日本にも明治時代からありました。8時間労働を要求したり、時には食糧難が原因の時もありました。現在は日本でメーデーをあまり聞かないのは、5月1日がゴールデンウィークにかかる時期だからです。

連休が長引くと金融に打撃があるので、祝日ではないのです。また、日本には勤労感謝の日もあり、労働の日と似てるので祝日にはなりません。

ただ、メーデーには労働組合の大規模な集会があり、労働者のために戦っています。

つまり、勤労感謝の日は日本独自の祝日で、海外ではメーデー(労働者の日)が主流です。

 

【勤労感謝の日って英語では何と言う?】


勤労感謝の日は、英語で「Labor Thanksgiving Day?(レイバー サンクスギビングデイ)」です。

 

ややこしいのですが、アメリカでは5月のメーデーと9月のレイバーデイがあり、どちらも日本語では労働者の日です。また、収穫に感謝する感謝祭(サンクスギビングデイ)が11月にあります。

 

日本の勤労感謝の日の前身は、収穫に感謝する宮中祭祀の新嘗祭(にいなめさい)です。

アメリカで言えばサンクスギビングデイにあたります。それが勤労感謝の日と変化し、アメリカで言えば労働者の日+感謝祭が日本の勤労感謝の日となります。

ただし、海外の労働者の日は働く人の権利を主張する日です。しかし、日本の勤労感謝の日は感謝する日なので、意味は似ているようで微妙に違います。

【サンクスギビングデイは何をする?】


サンクスギビングデイは秋の収穫を神に感謝する日です。また、先住民が入植者に作物を育てる知恵を分け与え、感謝したのが始まりでもあります。

現在では、アメリカだと家族や親族と過ごす日です。七面鳥を食べてナショナルフットボールリーグ(アメフト)を見るなどして過ごします。

そして、その翌日はブラック・フライデーで大セールに挑みます。アメリカで最も売上が伸びる日がブラックフライデーであり、早朝から暴動のように人々がもみくちゃになりながら買い物に夢中になります。

 

また、9月の労働者の日(レイバーデイ)は土日とレイバーディの連休でアウトドアに行くなどして楽しみ、労働者の休日になります。5月のメーデーは権利を主張するので、目的が少し違います。

 

【勤労感謝の日とブラック・フライデーの関係性】


アメリカでは感謝祭(サンクスギビングデイ)の翌日にブラックフライデーですが、日本は勤労感謝の日は11月23日、ブラック・フライデーは11月第四木曜日です。勤労感謝の日とブラック・フライデーは日にちが離れてしまうのです。

 

つまり、日本は勤労感謝の日とブラック・フライデーはなにも関係ありません。そもそも勤労感謝の日の前身、新嘗祭は飛鳥時代から行われた伝統行事ですが、ブラック・フライデーが日本に浸透したのは2016年頃です。

小売業が売上アップのために仕掛けました。勤労感謝の日とは趣旨が違うので関係なしです。

 

ただ、勤労感謝の日は祝日なので、店によっては勤労感謝の日からブラック・フライデーのセールを行う場合もあります。

【勤労感謝の日の国内と外国の違いまとめ】

いかがでしたでしょうか?

今回の記事の要点やポイントをまとめますと下記のようになります!

・勤労感謝の日は日本独自で、海外には労働者の日がある

・アメリカはメーデー、レイバーディが労働者の日、サンクスギビングは感謝祭

・勤労感謝の日は英語でLabor Thanksgiving Day?(レイバー サンクスギビングデイ)だけども、アメリカの労働者の日や感謝祭とは意味が違う

・サンクスギビングデイは家族や親族が集まる日、メーデーは労働者の権利を主張する日、レイバーデイは労働者の休日

・勤労感謝の日とブラック・フライデーは関係なしだけど勤労感謝の日からセールが始まる場合もあり

勤労感謝の日と海外の労働者の日は、似ているようで違うものです。

なので、スケールが違うというよりも目的が違います。もし外国人に勤労感謝の日を説明するなら、違いまで説明するべしです。
メーデーよりもレイバーディの方が勤労感謝の日の意味に近く、レイバーディとサンクスギビングが合体したものだと伝えればスムーズです。