なぜ9月決算の会社が多い?企業の例と理由を解説します!

9月イベント

会社で経理を担当していると、9月決算だという社員も多いはずです。

年度が終わるのは3月なのに、なぜ9月決算なのかとふと疑問になる時もあるでしょう。

そんな素朴な疑問のために、9月決算の理由や9月決算の会社を紹介していきます。

【なぜ9月決算の会社が多い?】


会社は決算の時期を自由に決めれます。そして9月決算の会社は多いと言えども、3月決算の会社が一番多く、9月決算はその次の多さです。

3月決算を取り入れている会社の理由は、国などの公的機関の決算が3月だからです。

決算時期を同じにした方が決算がしやすいので、3月にしています。

また、4月は入社式があり、3月に決算した方が会社がスタートしやすいなどの理由もありますし、税法の改正が多いのが4月なので3月が区切りが良いとの理由もあります。

 

そんな人気の4月決算を選ばず、9月決算が多いのは忙がしい3月と4月をずらすからです。

この時期は入社式や人事異動など会社の行事がたくさんあります。

また、3月は税理士が忙がしい時期なので決算を避ける会社もあります。そして、9月は落ち着いた時期なので決算月にするのです。

【9月決算の大きな理由は株主のため?】


9月決算の理由が株主のためとの情報はありません。

ただ、決算月の3か月後に株主総会をする会社が多く、3月決算だと6月に株主総会が行われます。

9月決算だと12月が株主総会です。3月を決算月にする会社は多く、6月は株主総会が行われるシーズンなのでそれを避けて株主が余裕を持てる時期に総会が行われるよう、9月決算にするとの考え方はあります。

しかし、それよりも9月決算は会社の繁忙期を避けるためとの理由が強いでしょう。

そして、9月頃に売上が伸びる会社なら9月に決算をします。

売上が多く見えた方が黒字に見えて投資家が喜ぶからです。赤字より黒字の方が銀行からお金を借りやすいですしね。会社の戦略として9月決算を選ぶのです。

つまり、9月決算は株主のためというよりも会社のためとの理由が大きいです。会社の運営がスムーズに行くように、余裕がある時期に決算します。

【9月決算の上場企業一覧】


9月決算で上場している会社は全部で約170社あります。情報通信会社とサービス業が断トツで9月決算が多く、続いて多いのが小売業や卸売業です。

〈情報通信会社〉

・ 三菱総合研究所
・コロプラ
・リアルワールド
・ジョルダン
・GMOペイメントゲートウェイ
・GMOフィナンシャルゲート
・クラウドワークス
・サカイホールディンクス
・学研ホールディンクス

〈サービス業〉

・ユーラシア旅行社
・みらいワークス
・エアトリ
・グローバルキッズCOMPANY

〈小売業〉

・まんだらけ
・サンワカンパニー
・リネットジャパングループ
・スシローグローバルホールディンクス
・コナカ

〈卸売業〉

・東北化学薬品
・横浜冷凍
・三洋貿易

この他にも9月決算の会社はたくさんありますが、もしかしたら聞いた事があるかもしれない会社だけ一覧にしてみました。株を購入するなら、ぜひ参考にしてください。

【9月決算の会社は経理部が忙しくなる!】


経理部は毎月行う月次業務もあります。入金や売上の管理、給与計算、請求書発行など日々の業務があるため、年間を通じて忙がしい職場です。

その業務と平行し、年次決算をしなければいけません。

なので9月決算だと、9月に年次決算と月次決算を平行して行います。Wワークとなり、非常に忙しい時期です。

また、商品や在庫の確認を営業部がして、備品の確認を総務部がするなど、会社総出で年次算を乗り切ります。

つまり、お盆休みが終わったら年次決算の山が待ってるという事ですよね。

7月はボーナスの計算をして忙しく、8月に休んで9月はクライマックスの年次決算、それが終わると間もなく冬のボーナスと年末調整が待っていて、経理部は休む暇なしです。

【2020年9月の高配当ランキング】
1位 明和産業(クオカード)
2位 FPG(UCカート)
3位 ベリテ(自社商品、割引カード)
4位 あおぞら銀行(JTBナイスギフト)
5位 AOKIホールディンクス(買い物割引券)
6位 大東建託(優待割引、家賃優待、商品券)
7位 青山商事(優待割引)
8位 コニカミノルタ(カレンダー、年賀状割引)
9位 いちよし証券(カレンダー)
10位 コナカ(割引券)

※みんなの株式を参考
※()は優待内容

この他の会社では、夢真ホールディンクス、ディア・ライフ、助川電気工業、サカイホールディンクスなども9月の高配当会社としてランキングに名前が上がっています。

紹介した会社は全て優待がありますが、優待がある会社もあればない会社もあります。ない会社でも高配当会社はあり、株を購入するならぜひ参考にしてください。

9月決算にするのは、忙がしい3月を避けるためです。公的機関と取引がないのなら、落ち着いた時期にクライマックスである年決算を迎えたいのが経理部の願いです。

また、9月の高配当会社ランキングで株購入の参考にしてみてはどうでしょうか。