赤い羽根共同募金は闇深いって本当?怪しいという噂を調べました!Colabo事件追記!

募金の中でもトップクラスで有名な赤い羽根共同募金。募金した人もいるのではないでしょうか。そんな募金ですが、黒い噂が密かにあります。

目次

【赤い羽根共同募金って一体何?】


赤い羽根共同募金は70年以上もの歴史がある募金です。戦後で日本が復興していく中で、助け合いの精神から生まれた募金です。集まった募金は被災した社会福祉施設などに募金され、現在は年間で170億円もの寄付が集まります。それらは高齢者や障がい者の施設やサービスに寄付され、大規模な災害があればその復興に支援する事もあります。

赤い羽根共同募金は、日本の最も有名な募金活動の一つで、1947年に始まりました。当初の目的は、戦後の日本復興の一環として、家や家族を失った子供たちを支援するためでした​。

現在、赤い羽根共同募金はいくつかの種類があり、それぞれが異なる対象や目的を持っています。一般的な赤い羽根募金の募集期間は10月1日から翌年の3月31日までで、地域歳末たすけあい募金やNHK歳末たすけあい義援金、テーマ型募金、新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン助成プログラムなどがあります​。

集まった募金は「中央共同募金会」で取りまとめられ、各都道府県の社会福祉協議会に分配されます​。

また、赤い羽根共同募金は一部の人々から「闇深い・怪しい」と評されることがあります。

しかし、公式ウェブサイトによれば、赤い羽根共同募金は日本全国での各種社会福祉活動を支援し、地域に根ざした活動を行っていると述べています。その活動は、透明性を保ち、広範な要求に基づいて計画されています。

また、中央共同募金会は、組織の運営要素や財務状況などをレビューするCAFインターナショナルによって認証を受けています。さらに、ユナイテッド・ウェイ・ワールドワイドからも認証を受けています​。

【赤い羽根共同募金の期間はいつからいつまで?】


赤い羽根共同募金の期間は、10月1日~翌年の3月31日までです。この期間になると、街中でも「募金をお願いしまーす!」と学生さん達が元気に募金活動を始めます。全国で一斉に募金活動は始まり、集まった募金は大部分が募金してくれた地域に還元され、3割ほどが災害などで地域を越えて還元されます。

そして、募金するともらえるのが赤い羽根です。赤は勇気や良い行ないを表す色であり、日本ではニワトリの羽根を利用しています。また、バッチを配る自治体もあり、ご当地バッチとして人気が高いとか。

また、活動期間外でも公式サイトで寄付ができます。都道府県を選ぶとその当時の赤い羽根募金ページが開くので、そこで寄付できます。

【赤い羽根共同募金って怪しい?発端は何?】


赤い羽根共同募金は良い行ないですが、悪い噂や賛同しない声もあります。それはコレという明確な発端はありませんが、募金が全て寄付に使われていないのが原因ではないかと考えられます。

赤い羽根共同募金は集まった募金は施設などに全て寄付するのではなく、そこから社員の給料や経費が1割~2割引かれます。それが「集めたお金は全て寄付されない!」と怪しさを匂わせているのです。

噂では、募金の25%は役員給料、募金には経費も含まれるので1割~2割しか募金されない、赤い羽根を作るためのコストがかかると言われています。
また、募金で職員の温泉旅行に行った、ボランティアに支払われる給料も募金から出ているとも言われていて、信憑性が低い噂もあります。

さらに赤い羽根共同募金ではありませんが、別の募金がレジに置いてあって知り合いの店員がその金を盗んでいたと告発する人もいて、募金自体が怪しいとの意見もありです。

そして正当な募金ではなく、募金詐欺もあるとの注意喚起が赤い羽根共同募金にはあります。詐欺は振り込めば大量のポイントがもらえるなどの手口です。

まぁ、募金する上で経費は発生しますし、社員はボランティアじゃないので募金から引かれるのは当たり前ですが(笑)募金という性質上、どうしても悪い噂は付き物です。

【削除注意!赤い羽根共同募金はピンハネされてる?】


募金から経費が発生するのは理解できても、町内会などで強制的に募金させられるのは納得できないとの声も多いです。そして、強制的に集めた募金の行方が分からないのでピンハネしているのではないかと言われます。

例えば、ある自治体では強制的に募金を徴収するにも関わらず自治体の収支報告書などで募金の数%が用途不明との情報があります。来年度の運営準備費と書いてあってもどんな準備をしているのか分からない、強制的に集めた募金の使い先が書かれていないなどが不満を募らせます。

また、本来なら自治体が払うはずの給料が募金で賄われるとの意見もあり、募金の使い道が不明瞭なのがピンハネと言われる原因です。

実際には、赤い羽根共同募金の経費は1割~2割です。羽根の購入費用や給料にはなっていますが、赤い羽根共同募金は健全な運営です。もちろん、温泉旅行や職員の忘年会に募金を当てる事はありません。
この他にも、ボランティアや職員が一部を搾取しているとの噂はありますが、ボランティアに給料は払っていないと運営は明言しています。

そのため、ピンハネしていると言われる原因は強制的に募金させる自治体が収支を明確にしないのが原因と考えられます。つまり、一部の集める側の問題って事です。噂では色々言われていますが、赤い羽根共同募金がピンハネしている事実はありません。

ワールドビジョンは東京都の認定を受けた認定NPO法人です

赤い羽根募金ほどではありませんが、ワールドビジョンは1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を与える海外の子供を支援するNPO法人として活動しています。

チャイルド・スポンサーという、日本でも5万人以上の寄付者が海外の子供達の支援をしています。チャイルド・スポンサーになると、子供達と直接手紙のやりとりをしたり、子供の成長記録が届いたり、さらには直接会いに行ったりもできます。

子供達を直接支援できる募金先として、ワールドビジョンに興味を持ちましたら、是非サイトも訪れてみてください。

1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を与えるワールドビジョンは、50,000人以上のチャイルド・スポンサーに加えて、塩野義製薬株式会社、武田薬品工業株式会社、パナソニック株式会社、住友化学株式会社、東芝プラントシステム株式会社、「三菱自動車STEP募金」や三菱自動車工業株式会社など、多数の企業・団体も支援しています。

1人の子どもとつながる支援プログラム
を行うワールドビジョンは、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受けています。

Colabo事件とNPO法人ぱっぷすについて

一般社団法人Colaboへの助成金は、赤い羽根共同募金が独自に寄付募集を行う「赤い羽根福祉基金」によるもので、毎年10月から各都道府県共同募金会が募金を実施する「赤い羽根共同募金」による助成ではないことが明らかにされています。

赤い羽根福祉基金」は主に企業からの寄付によるもので、毎年町内会で集められる市民からの寄付ではないというのがポイントの一つです。

Colaboは、2018年度から2020年度までの3年間に、赤い羽根福祉基金から合計2,680万円の助成を受けました。この助成金は、10代の女性を中心に孤立困窮する青少年の支援活動のための事業費として使用され、特に都内の繁華街での「バスカフェ Tsubomi Café」の運営費に充てられました。ただし、この助成は助成期間の3年間をすでに終了しています。

Colaboが赤い羽根福祉基金から受け取ったとされる助成金の内訳は2018年(1年目)700万円、2019年(2年目)980万円、2020年(3年目)1000万円です。

この助成が問題視されているのは、赤い羽根福祉基金からの助成の目的が、「「赤い羽根福祉基金」は、公的制度やサービスでは対応できない分野において社会課題の解決のための新たな活動や仕組みを構築し、誰もが支え・支えられる地域づくりをめざします。」とあるのにも関わらず、一般社団法人Colaboの収支報告書には2018年以降は、助成金提供元の具体的な名前は書かれず「受取助成金」としてひとまとめに金額が記載されています。

この辺の不確かさが、様々な疑義を引き起こしていると思われます。

一方、NPO法人ぱっぷすは2020年度から2022年度までの3年間で、デジタル性被害に遭った女性への支援体制を整備するために、赤い羽根福祉基金から合計2,700万円を助成されています。この助成金は、相談事業における相談員の人件費や電話代などに使われています。NPO法人ぱっぷすの助成事業は2023年3月まで実施予定とのことです。

赤い羽根福祉基金は、生きづらさを抱える若者の支援活動などに取り組むNPO等の事業を応援するための寄付・助成プログラムで、先駆的で全国的なモデルとして期待できる活動を対象とし、年間1,000万円を上限とした助成を行っています​。

Colaboが赤い羽根福祉基金から受け取ったとされる助成金の内訳は2018年(1年目)700万円、2019年(2年目)980万円、2020年(3年目)1000万円です。

【赤い羽根共同募金の噂まとめ】

いかがでしたでしょうか?

今回の記事の要点やポイントをまとめますと下記のようになります!

[box_01 color1=”#e3e3f4″ color2=”#cafbce”]

・赤い羽根共同募金は戦後の助け合いから生まれた

・募金期間は10月1日~翌年3月31日までだけどネットなら期間外でも寄付できる

・怪しい原因は募金から経費や給料が払われているから

・募金はピンハネしていないけども一部の集める側で用途が曖昧かもしれない

・Colabo事件は赤い羽根共同募金とは直接関係ないが、不透明な助成金の流れは問題[/box_01]

赤い羽根募金は戦後の大変な時代をみんなで乗り越えようとするために始まった募金です。

経費がかかるのはしょうがないのですが、それが悪い噂を引き起こしているようです。さらに強制的な募金にも不満も怪しさを加速させています。それが、社員旅行や役員給料などのとんでもない噂までできてしまったのが分かりますよね。

噂はあれど、赤い羽根共同募金自体は健全なので安心して下さい(笑)

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